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【募集】キャラバントーク「訪問看護を知る」

 パープル・ハンズでは、一人暮らしや法律婚に守られていない人の老後を考えることに役立つ場所を訪ねる大人の社会科見学「キャラバントーク」を随時開催しています。前回の「地域包括支援センターを訪ねて」も大変好評でした。報告

 3月は、家での療養や終末期・看取りを支える「訪問看護」について見学をします。介護保険など公的な制度で、定期的に看護師さんが家庭を訪問し、健康状態の観察、病状悪化の防止・回復、療養生活の相談とアドバイス、リハビリ、点滴、注射、痛みの軽減や服薬管理などを行ないます。主治医の指示を受け、看取りまで行なうことができます。
 訪問看護とは

 いま、政策的にも、病院へ来ないで自宅で療養をし、自宅で亡くなることが進められています。同時に、一人暮らしも多い性的マイノリティの老後にそれができるのか? 訪問看護師さんはなくてはならないサポーターです。
 性的マイノリティであっても(同性のパートナーがいる、HIV陽性、性別移行などの課題がある……)安心して利用できるのかも含め、直接いろいろお話しを聞いてみたいと思います。

 3月22日(日)14~16時 (13時45分、西武新宿駅北口改札集合) 参加費:300円
  *職安通り側の改札口です。ご注意ください。
 15名まで。現地到着後、手洗いとマスク着用にご協力をお願いします。
 申し込み:info@purple-hands.net へ、名前(ニックネーム可)、人数明記で
 訪問先の名称を知りたい場合は個別にお問い合わせください。

 
 緊急予告!
 昨年も好評でした「奥多摩霊園」の樹木葬見学(兼お花見)を、今年は4月4日(土)に開催します。昨年同様、12時に奥多摩駅前集合です。お弁当持参。同性カップルや友人、ペットとも入れる樹木葬などの現在や、最近の葬儀や祭祀グッズなどのトレンド紹介も。ご関心のかた、ぜひご予定ください。
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【募集中】パープル夜間大学 4月開講!

パープル夜間大学 4月開講!
月曜 夜7時〜9時 各講座定員10名

性と教育 医療報道 性同一性 高齢福祉 
性的マイノリティの視点と「現場」で考える     (前期シリーズ)

コミュニティや運動を考えることに資する骨のあるテーマを、一人の講師に、4回にわたってじっくり語っていただく、充実の連続講座です。月曜の夜、講師ととことん学び合い、語り合ってみませんか!


 パープル・ハンズではこの4月から、「パープル夜間大学」という講座を開講いたします(第1回は3/30)。
 当会で従来から開催している生活・法律の講座ではなく、コミュニティや運動を考えるうえで骨のあるテーマを設定し、実力のある講師のかたに、1回の講演会ではなく、4回にわたってじっくり語っていただくものです。
 受講は10名定員で、質疑応答・討論にも時間をかけたいと思っています。
 今回は、4-5月ABと6-7月ABの4つの講座を開講し、お申し込みを受け付けます。平日の夜という時間帯ではありますが、ふるってのお申し込み、ご参加をお願いいたします。
 
 9月以後も後期として、HIV、精神保健、差別と社会運動、フェミニズムなどを考える講座を開講の予定です。ひきつづきご注目くださいませ。

【開催要項】
 受講料:4回一括8,000円(税込)定員10名 締切り後に空席あるときのみ1回券発売(2,500円、1週間前予約開始、当日払い)
 申込法:メールで受講講座名(「4-5月A」など)とお名前(振り込み名と合致する名前)をお知らせください。折り返し、振り込み銀行口座をお伝えします。着金をもって申込み完了とします。いったんご入金された受講料は、原則返金しかねますのでご了承ください。
 締切日:4-5月分:3月20日  6-7月分:5月20日  
 会 場:中野区東中野1-57-2 柴沼ビル41(東中野駅西口から1分。エレベータのないビルの4階です)


特定非営利活動法人 パープル・ハンズ 
お申込みアドレス:info@purple-hands.net


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4-5月A
性の多様性をめぐる教育の課題 
ジェンダー/セクシュアリティ形成の場としての 学級を変革する          

渡辺大輔さん(埼玉大学准教授)      
3/30 4/6 4/20 5/18

1講 「LGBT教育」が孕むもの                
2講 性の多様性に関する教材はどうなってるの?        
3講 学級のなかのジェンダー/セクシュアリティを読む      
4講 クィアペダゴジーと批判的教育学

 2015年に文科省が「性同一性障害」や「性的マイノリティ」に関する人権教育の推進について通知を出してから、日本各地で教職員研修や子どもたちへの教育が盛んになってきました。この動きを、オリンピック・パラリンピック対策で終わらせるのではなく、多様性の尊重を現実のものとする土台にしなければならないでしょう。
「性的マイノリティ」が「新しい人権課題」として認識されるなか、学校や学級で行なわれる研修や教育も、現場の教職員や子ども、研究者、NPOなどが試行錯誤を重ねながら実践しています。それらの成果と課題を整理することは、実践を地に足ついたものにするためにも、いまこそ必要な課題です。
 同時に、教室を子どもやおとなのジェンダーやセクシュアリティの形成の場として見たときに、子どもたちが、教職員や保護者を含むおとなとともに、性の多様性をめぐって何を発見していくのか、何を隠してしまうのかについて、教育実践記録を読みながら検討したいと思います。(講師より)

〈企画者からのメッセージ〉
 各地でLGBT研修や講演が盛んです。伝え、学び、人が変わっていく活動、それはまさに「教育」の営みですが、とかく「苦難を乗り越え感動する話」や独善的な「本物の教育」なるものが横行しがちです。だれもが教育や学校の体験者であるせいか、とかく安易に語られるきらいもある教育の課題について、研究者の知見を共有しながらそろそろ根源的に考えてみたいと企画しました。

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4-5月B
医療記者の私が追いかけてきたこと
探り、考え、伝え、変える

岩永直子さん(BuzzFeed Japan記者)   
4/13 4/27 5/11 5/25

1講 性的マイノリティ・HIV問題とスティグマ         
2講 ニセ医学とどう闘うかー血液クレンジングとファクトチェック
3講 HPVワクチンから考えるリスクコミュニケーション     
4講 死をどう迎えるかー安楽死から人生会議まで

〈企画者からのメッセージ〉
 読売新聞を経て、現在BuzzFeed Japanで健筆をふるう岩永直子記者は、医療・健康をテーマとしてさまざまな社会問題を追いかけ、発信してきました。その一つとして性的マイノリティやHIV問題を取材したことから、当会ともご縁ができました。
 この講座では、岩永記者の問題意識をテーマごとに掘り下げ、ふだんはネットの向こうにいる記者と読者が双方向で直接、声を交わしあう機会を通じて、メディアやその記事の発信によって社会に拓けるものを探りたいと思います。

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6-7月A
性別観と性同一性をめぐる心理学
〈トランスフォビア〉を超えるために

佐々木掌子さん(明治大学准教授)     
6/1 6/15 7/6 7/20

1講 身体的性別の発達~性分化とその多様性~         
2講 性同一性と性役割~相関があり独立しているふたつの概念~ 
3講 性同一性の発達と形成~小児・思春期の性別違和~     
4講 規定されない性別を生きる~Xジェンダーと性別~

〈企画者からのメッセージ〉
 トランス女性への排除問題がさまざまに波紋を広げるなか、一方で、シスジェンダーに「安住」するゲイの私には、それは遠く感じられるーー「性別」をめぐる切実さを実感しにくい問題でした。この界隈でよく聞く「私らしさ」(性のアイデンティティに引きつけて言われる)も、わかったようなわからない言葉でした。
 そうした「性別」や性にもとづく私らしさの感覚を正確に、深く掘り下げて学びたい。そしてトランス排除言説など現場の混乱をひもとく一助にもしたい。
 そうした視点からこのコースは企画されました。
 心理学のデータと分析による方法論をベースに、性同一性の形成について、さまざまな知見をご紹介いただきます。講師の著書(『トランスジェンダーの心理学』)の帯書きには、「どのようにして、割り当てられた性別とは異なる性同一性を形成していくのか?」とあります。それは同時に、疑問もなく「割り当てられた性別への性同一性を形成していく」多くの私たちの「特権性」を問うことでもあります。
 あわせて現代は世界的にも、Xジェンダー(ノンバイナリー、エイジェンダー)など、男女の性別二元制への違和を表明する人が増え、性別観の転換期にあるのかもしれません。トランスジェンダーに長く寄り添い、当事者からの信頼も厚い講師に、これまでの歩みや、性別観のゆくえなどについても、示唆的なお話をうかがえたらと思っています。

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6-7月B
性的マイノリティと介護・高齢者福祉
当事者・専門職・研究者の立場から

佐々木宰さん(東京大学大学院博士後期課程)       
6/8 6/22 7/13 7/27

1講 性的マイノリティが要介護状態になるということ      
2講 介護現場で出会ったマイノリティ当事者の生きざま            
3講 介護・高齢者福祉の現場のゆるやかな変革を求めて      
4講 性的マイノリティとして高齢期を生きるということ

 90年代に介護福祉士として働き始め、介護現場に携わって30年。直接運動にはかかわっていないものの、横目に見てきた90年代のゲイ・ムーブメントは、葛藤から抜けだそうともがく私の後押しをしてくれました。
 ゲイ当事者として、世の中の変化と自身の解放を感じながら、一方、仕事で接する介護施設で暮らす当事者(と思われる人たち)に、自分らしい暮らしを保障できないジレンマも感じてきました。
 その後、専門職養成教育や研究職を経て、性的マイノリティと介護を本格的に研究するため、大学院へ戻りました。
 介護を通して出会ってきた当事者(セクマイ以外のマイノリティも含め)は、抑圧されるだけでなく、みな自分の意思を持って周囲の環境と折り合いをつけようと試行錯誤してきました。受講者のみなさんに、私の見てきた利用者さんの暮らしや思いを伝え、まだまだ厳しい現実に悲観するだけでなく、不都合の中でも小さな自信をもって今後の戦略を考えるきっかけにしてもらいたいと思っています。(講師より)


夜間大学チラシJPG




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講演と連載のご案内

 事務局長の永易至文が、つぎのところでお話します。また、このたび下記ウェブサイトで連載をはじめました。暮らしや老後を考える機会に、ぜひご参加・ご高覧ください!


 兵庫県宝塚市 性的マイノリティと人権について考える講演会(第3回)
 等身大の性的マイノリティ  ー老い、病み、死ぬ、生活者の視点から

  2月9日(日)14時~15時30分
  宝塚市立西公民館(阪急小林駅下車徒歩5分) 予約不要・無料
  チラシ 


 レズビアンと多様な女性のためのコミュニティcoLLaboプログラム
 L・セクマイ女性×パートナーシップ〜大切なひとと『かぞく』になろう〜

  2月22日(土)14時~17時
  玉川区民会館(東急線二子玉川駅)
  参加費:2,000円 / 23才以下65才以上の方は1,000円
  定員:30名 申込みはこちら


 朝日新聞社「相続会議」webサイト
 LGBTの相続と終活~さいごまで自分らしく
  
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【募集】おとな食堂、昼の部を開店

 気軽なシニアの集いの場として好評いただいているパープル「おとな食堂」。キラキラしたホームパーティーにご縁が少ない人も、「子ども食堂ばやりだけど、おとなも寂しいよ」とばかりに、毎回10人前後がおかずを一品持ち寄って、家族感覚で晩ご飯の食卓をともにしています。

 このたび協力者をえて、「おとな食堂・昼の部」を開店することになりました。こちらは元料理人のかたのまかないで、食事提供方式で開催します(持ち寄りは不要です)。
 12時開始、2時までお食事しながら、いろいろお話しましょう。
 すでにリタイアしたかた、夜の外出を避けたいかた、平日休んでいるかたなど、性別・セクシュアリティ不問でご参加を歓迎します。

 2月26日(水曜日)12時〜14時解散(途中退席自由)
  参加費:千円(お野菜たっぷりのおかずと、かわりご飯、お汁、コーヒー等)
  前日(25日)昼12時までに、このメールに返信等でご予約ください。

  *以後、原則第2火曜日昼に定期開催を予定しています。3/10、4/7、5/12、6/9の予定です。
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【報告】キャラバントーク「地域包括支援センター」を訪ねて

「地域で老いる」をテーマに、事務所のある中野区を事例として、さまざまな公的施設や制度、官民の事業者を見学し、制度を上手に使うコツを考えるキャラバントーク。今回は高齢福祉の一丁目一番地、中学校区に一つぐらいの割合で設置の「地域包括支援センター」を訪ねました。おうかがいしたのは事務所からも徒歩10分、東中野地域包括支援センターです。

 東中野駅集合で一行17名が、事務所前を通ってセンターへ。さまざまなチラシやパンフレットが置かれた入り口コーナーと面談室を見て、3階の会議室で担当のかたのお話を聞きました(写真参照)。
 担当者のかたは昨年末、東京都のエイズ研修(HIV陽性者の高齢化も課題、HIV陽性者はゲイ・バイ男性に多い)で当会のパンフレットをもらい、すでに近所にこういう団体があるんだと知っていました。着任して2年半ほどですが、じつはすでに3組の同性カップルの相談を受けたとか。さすが中野区の地域性かな、とおっしゃっていました(スゴイ!)。
 介護保険制度や使えるサービスの説明、パンフレットだけではわからない実態の話など、直接だからこそ聞けた話もいっぱいでした。高齢おひとりさまとして地域で最期まで暮らしていけるのか、いろいろ切実な質問にも答えていただきました。
 訪問後、有志で事務所でシェアしたなかで(介護関係者も多かった)、専門家どうしで包括の担当者などと話し合ってみたい、というリクエストもありました。ぜひつぎにつなげていきたいと思っています。

 参加者からの感想リポートでは、「さっそく地元の包括を訪ねてみます」とか、「家から30秒が地域包括だったことに気づきました(名称が自治体によって多少違うためわからなかった)」といった声がありました。
 介護保険のほかに、自治体ごとに行政や社会福祉協議会で行なっているサポートもあり、そうした「公助」的なものを上手に使うのが「老後のあんしんのコツ」ですが、さっそく自分の自治体のホームページを見てサービスを調べてみたとか、中野は進んでいるとかの感想もありました。今回の学びを契機に、自分でも調べてみた、動いてみた、ということがとても嬉しい反応ですね。
 老後や介護に不安な声が絶えませんが、「要支援」以上の介護度がつく人は75歳以上では3割で、あとの7割は年相応に不便でも、介護までいかずに亡くなります。自治体ではいろいろな健康維持対策も(無料で)実施されています。ある70代の参加者のかたは、こう書いておられました。
「私たちの対策は、なるべく介護保険を利用しなくても済むように元気で年令を重ねていくことしかないようです。また、それが一番しあわせな生き方だとも思いました」
 ほかの60代の参加者のかたは、しばらく休んでいたプールでのウォーキングを再開すると決意を語っていました(行っていたプールは、どうりでジジババでいつも盛況だ、とも。笑)。

 今後は、話のなかでも出た「社会福祉協議会」や、ひとりでも在宅のままで死ねるのか? を考える「訪問医療・看護」などを訪ねる予定です。今後のキャラバントークにも、ぜひご期待ください。

包括訪問

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2020年 年頭のごあいさつ

 2020年をお元気にお迎えのことと、お喜び申し上げます。
 旧年中は特定非営利活動法人パープル・ハンズの活動に、ご理解とご支援をたまわり、心より御礼申し上げます。

 当会はこの春、第8期の活動へ入ります。活動の目的をあらためて考えてみれば、それは「性的マイノリティ当事者が(さまざまな困難はあっても)自立して、最期まで自分の足で生活をしていくこと」。
 そのために必要なものとして当会では、法・制度やお金に関する基礎的情報と人のネットワークを重要と考えています。会のモットーとする「性的マイノリティの老後を考え、つながるNPO」「老後と同性パートナーシップの確かな情報センター」とはその意味です。実際、「性的マイノリティの生きづらさ」と言われるものの半分は、制度リテラシーの不足に起因するのかもしれません(きちんと制度を使い倒すお手伝いをしています)。
 3月からの新年度も、ライフプラン講座や「キャラバントーク」(別項ご参照)で、私たちバージョンの確かな情報をお伝えし、パープル・カフェやおとな食堂などさまざまな集いの場を通じて、人のネットワークを広げる機会をつくりたいと思っています。

 パープル・ハンズは「当事者の学びあいの場」であり、外部に向けて研修や講演をする機会は多くはありません。社会の理解を求める活動は他団体のみなさまにお願いし、当事者のスキルアップに注力しています。「セクマイの夜間中学」とも称しています。
 そのため研修や講演による収入がなく(専従者へ給与手当もありません)、一部助成金や賛助会員のみなさまのご支援が頼りです。毎年、多くの会員さまが継続してくださり、当会への期待とご信頼の厚さを実感しています。
 また、昨年ははじめてクラウドファンディングに挑戦し、多くのご支援をいただきました。
 年頭にあたり、会員のみなさま、ご協力くださったみなさまに、あらためて御礼申し上げます。


 昨年は事務所スペースが広くなり、今年、それを活用して新しい企画もスタートする予定です。そして来る満10周年(2023年春)に向け、住居や介護の確保から法的書面や葬儀・墓、死後の片付けまで、老後や終活の不安はパープルへ相談すればワンストップですべて解決する、そんな頼れる「サポート事業体」として成長していきたいと願っています。
 今年もみなさまのお声を当会にお寄せください。シングルでも、同性ふたりでも、病(HIVやメンタルほか)を持っていても、人生の途中で性を変えても、あんしんできる暮らしをご一緒につくってまいりましょう。
 
 どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。

 特定非営利活動法人パープル・ハンズ
 代表理事 北村 浩  事務局長 永易至文


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【募集】キャラバントーク「地域包括支援センターを訪ねてみよう」

 パープル・ハンズでは、一人暮らしや法律婚に守られていない人の老後を考えることに役立つ場所を訪ねる大人の社会科見学「キャラバントーク」を随時開催しています。これまでも特別養護老人ホーム、町のクリニック、樹木葬霊園などを見学しました。
 2020年は「地域で老いる」をテーマに、事務所のある中野区を事例として、さまざまな公的施設や制度、官民の事業者を見学し、制度を上手に使うコツを考えます。あわせて施設側の人と、地域で暮らす利用者の多様性について理解を深め合う機会になればと思っています。題して、「セクマイが地域で、老いて、病んで、ボケて、死んで、そのあとまで」!

 1月は、高齢期相談の一丁目一番地、「地域包括支援センター」を訪ねます。地域包括とはどんなところなのか、どんな人がいて、どんなことをしているのか。また介護保険やそこで使えるサービスはどんなものがあるのか。直接訪ねて、いろいろ聞いてみましょう。「老後・介護」についての(素朴な)質問を、ぜひご用意ください。

 2月1日(土) 14~16時 (13時45分、東中野駅西口集合) 参加費:300円
 申込み制(参加希望の旨と人数をメールでお知らせください。15名程度を予定) 
 そのあと希望者は、当会事務所を訪問も可能です。

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【報告】老後講座第3回「終活編」、30名満員で無事終了


 性的マイノリティ版ライフプラン講座「セクマイ×老後 あんしん講座」(ゆうちょ財団助成)の第3回が、12月15日、上野の会場で開催されました。1回目の「マネープラン」、2回目の「病気・介護の場面」につづき、今回はいわゆる「終活」に関して、遺言、死後事務、昨今の葬祭事情などについてお話しました。
 今回も30人の定員に満員のお申し込みをいただき、欠席のご連絡を受けての直前募集もすぐ埋まる関心の高さでした。おひとりだけ20代の参加がありましたが、みな40代以上のかたで、異性愛やエックスジェンダーを含む女性のかたのご参加や、カップルでご参加の組もありました。
 アンケートに寄せられた感想では、

 ・遺言や相続、死後事務などいろいろな話が聞けて参考になりました。(40代、ゲイ)
 ・パートナーとこういうテーマでどうやって話し合うかが、目下の課題だと思いました。(40代、ゲイ)
 ・実務的にも役立つお話ばかりでした。いま親のためには自分がいるが、自分のときはひとりなのでとても不安で……。(50代、ゲイ)
 ・両親が亡くなり弟と私だけ。私が亡くなったときのことを考えて参加しました。エンディングノートはもっと先でもよいと思っていたが今からでも作成しようと考えました。(50代、女性)
 ・中年や若い人でも緊急連絡先になっていただけると助かります。中年の孤独対策・見守り対策が必要です。(50代、バイ女性。当会では高年齢のかたの連絡先サービスを実施しています)
 ・判断力があるうちに準備しておくことは早くしておくべきだと思った。そのときはよろしくご指導ください。(60代、ゲイ)
 ・何回か聞かせていただいていますが、毎年切実さが増すものの、行動に移せず。受講がモチベーションのアップにつながります。(60代、ゲイ)

 などがありました。
 今回のご参加には、ゲイショップでもらったチラシで知った、エイズ拠点病院のチラシで知った、友人に紹介されたなどのほか、「終活・ゲイ」をネットで検索して知ったかたもおられ、広がりが感じられました。また、終了後の交流会にも20人近くが参加し、ゲイバーなどとは一味違う交流のひとときをもち、SNSを交換するなど友だちの輪を広げる光景がありました。

 来年度も助成が得られるよう申請中です。今後もパープル・ハンズのライフプラン講座にご注目ください。

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熊本で「ライフプランニング」出前講座、NHKも報道

 12月1日の世界エイズデー前後に、例年、日本エイズ学会学術総会(いわゆるエイズ学会)が開催されます。基礎研究、医療者、そして社会関係の研究者や支援NGO、陽性当事者など、幅広い人が集まるユニークな学会です。
 医薬の発達で長期延命できる時代、「陽性者(ゲイバイ男性が多い)の老後」という視点から、当会も例年、参加してきました。

 今年は熊本市で開催でした。当地では、レインボーパレードくまもとが開催されたり、熊本市パートナーシップ宣誓制度が実施されたりしています。
 学会の前夜(11月26日)に、地元団体の「くまにじ」さんにお願いして、「セクマイ当事者も支援者も知っておきたいお金や制度の活用方法~~にじ色ライフプランニング入門」という講座を、押しかけ開催させていただきました。
 くまにじさんのメンバーや周囲の人だけでなく、協働する市のエイズ担当や熊本大学病院関係のかたの参加もあり、そちらからの告知もあって、「ふだん見かけないような顔のかたも参加してくれた」と、くまにじさんでも喜んでくださいました。
 当日の模様は、NHK熊本放送局が取材し、ローカルニュースとして放送されました。

 みなさまの地方の団体や集まりで、赤い羽根募金分配など小さな助成金がとれたら、ぜひ、当会にお声がけください。セクマイの「暮らし・お金・老後」に役立つ講座をもって、どちらへでもおうかがいします!

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事務所が(少し)広くなりました

 現在、賃借している事務所の隣室が空いたので、11月中旬、思いききって借りることにしました。
 これまでも隣室は「ペーパーカンパニー」が住所を置くのみで、ほとんど人がおらず、カフェやおとな食堂などの集いも気兼ねなく開催できたのですが、元来は居住用物件であり、知らないかたが入居した場合は、物音などにも注意が必要だと懸念していました。
 そこで事務局長自身が居住用として引っ越してきた、というしだい。これまでも自転車通勤のため雨天その他にはそのまま事務所で寝ることもあり、「二重生活」もちとしんどい思いでした。
 事務所にあった仕事机や本箱の一部は隣室へ移動し、おかげで集いスペースとしてはまあまあの広さを確保。隣室にも気兼ねなく(もちろん大騒ぎはダメ)、お話をすることができます。

 また、東中野駅から徒歩1分の便利さを生かし、新年以後、あらたな集いや学びの場の開催も検討中です。従来の、パープル・カフェや一品もちより「おとな食堂」に加え、

 ●オープンデー
司会者のいるカフェミーティングなどと趣をかえ、土日の午後などに出入り自由なフリー交流タイム。喫茶店よろしくマスターがいて、お茶のご注文やお話相手に応じます。

 ●パープル夜間大学
 講師の話を平日夜、隔週で4回シリーズで聞く講座(2か月完結)。教育、高齢期福祉、医療、国際、クィア論、運動論などなど、1回かぎりの講演会の物足りなさを超える知的充実感へ。アサーティブや自分史などのワークショップ系企画やミニトークライブも計画。

 などを考えています。それ以外にも、これまで上野で開催している「セクマイ老後」講座の聞き逃し開催、中国語初級講座(半年完結)なども検討中です。たまには「事務局長の気まぐれ呑み会」とかも?(一本さげて来てください。)

 それからコミュニティ系の集まりならば、あらかじめ登録いただいたうえで、時間利用などしていただくことも検討中です(各種の自助会など、クローズドのミーティングにもご利用いただけるように)。

 いずれもパープル・ハンズの新年度(3月)スタートを目指し、いろいろ仕込み中です。今後のご案内をぜひ、ご期待ください。


事務所

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