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高齢者向け住宅で白骨遺体 見守り機能せず

【朝日新聞 2013.9.12(木)】

 孤独死を防ぐ機能を幾重にもはりめぐらせたはずの葛飾区営のシルバーピア住宅(高齢者専用集合住宅)で、80代の独居女性が白骨化した遺体でみつかりました。見守りのために常駐する生活協力員は、4か月以上、本人に接触できず、部屋の緊急通報システムも元電源が切られていて、見守り態勢が事実上、破綻していた、と報じています。
 11日に、事実を区が発表したことの報道です。


 区が担当の生活協力員に聞き取りをした話によると

 週1回、住民の安否確認を行なう。
 4月にインターホンごしに話して以来、接触できていない。
 見守り訪問は続けていたが、本人が出なかった。
 本人は「居留守」が常態化しており、反応がなくても「またか」と異常には思わなかった。
 部屋の緊急通報システムは元電源が切られ、居住者の動きが12時間以上感知されないと通報するセンサーも不具合で作動しなかった。
 本人は人間関係を作ることを避けていた……。

 80代の、一人暮らし(たぶん身寄りもない)女性の気持ちは、私もちょっと想像はつきにくいのですが、「居留守が常態」「人間関係拒否」ともいうことで、本人は「べつにアタシ一人、生きてようが死んでようが、いいさ」とでも思う気持ちなるのでしょうか。ニュース自体は、無縁死、都会の悲劇、区の取り組みはどうした! みたいな感じにもなるのですが、亡くなっていた本人は案外、サバサバしているのかもしれません……。
 一人暮らしで、また肉親・きょうだいとも関係を疎遠にしがちな(結婚もせず、若いころから都会で好きに暮らしていた人、と目される?)、そんな高齢者になる確率が高い私たち性的マイノリティ。このニュースも、私は他人事ならず読みました。かんたんに幸不幸は言えませんけど……。

 ま、でも、センサーも不具合で作動しなかった、というのは、なんかいただけませんね。
 あと、この相談員をあまり責めるようなことのないことを祈るものです。


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