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医療は「出向く」時代へ  在宅医療とは?

【朝日新聞 2013.9.5(木)生活面】

 「2025年問題」とは、団塊世代が全員75歳以上の後期高齢者に突入する年のこと。そのとき、介護は? 医療は? 足りない足りないのなかでどうするのか。
 医師が病院や診療所で患者が来るのを待っているのではなく、自宅や地域に出向く「訪問診療」「在宅医療」の取り組み整備が、急ピッチで進んでいるようです。


 千葉県柏市で診療所を開業する医師は、88歳女性の自宅を訪れ、脈や体温を測り、診察。こうして11人を訪問し、同行した看護師と事務員は診療所に戻ると、それぞれの患者を担当する訪問看護ステーションやケアマネに薬の変更などを連絡した、と記事にあります。
 なるほど、在宅医療って、こういうイメージなんですね。
 まだまだ在宅医療に取り組む医師は少ないそうですが(外来だけで多忙=やはり医師不足)、東京の郊外都市で団塊世代が多く住む柏は在宅医療推進のモデル地域になっていて、医師への研修も行なわれています。研修に参加して実態を知ると、看護師、介護、歯科医、薬剤師、総合病院など、地域で患者にかかわる人びとのネットワークがあることがわかり、自分ひとりで抱え込まなくていいと知って、在宅医療に乗り出す医師もだんだん増えてきたそうです。
 
 また、団地での出張相談「暮らしの保健室」も開かれている事例も。医師がこまめに訪問したり、相談に応じることで、症状の軽いうちに治療を始め、重症化を防ぎ、本人は長く「地域」で暮らし続けるとともに、ひいては国の医療費抑制の側面もあるとのこと。

 こういう取り組みは、冒頭に書いたように、団塊世代の高齢化対策が第一でしょうが、逆に人口が減った私たち世代が老いたとき、こうした在宅医療がスタンダードになっていることは、これはこれでいいことだと思うんですね。

 まずは、私たちの親の老後の医療動向を見ながら、同時に、自分の高齢期の医療についても考えてみるのは、いかがでしょうか??

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