長期優良住宅、というと「100年住宅」などといって、耐震や省エネ、バリアフリーの性能を高めた住宅で、それだけ価格的にもお高くなりますが、国は2009年からその認定制度を始めると同時に、固定資産税の軽減期間を長くしたり、木造なら建築費用の一部を国が補助する制度を導入しています。
これが中古住宅のリフォームにも、2014年度から広がると報じられました。
国交省は、中古住宅のリフォームによって長期優良住宅と認定できれば、リフォーム費用の一部を補助したり、固定資産税を軽くするなど税制面の支援も行ないたいとのこと。リフォーム市場の拡大を狙っての政策だそうです。
記事には、「国内売買住宅のうち中古はまだ15%弱だが、初めて住宅を買う30代は年収下がり気味なので、中古住宅への関心は高まっている」と書いています。
私はセクマイのライフプラン的には「賃貸に一票」派なのですが、ときどきカップルで家をもつことをいわば「プロジェクト」にして楽しみつつ準備したり考えたりしている人(たいていビアンだったりします)と会うことがあります。新築ほど資金的に余裕がないなら(中古+リフォーム費用-補助や軽減措置)で、ちょっとリーズナブル、という手もあるかもしれません。
また、親の家を相続や生前贈与でもらうという場合にも、建て替えでなくリフォームというときに、使える制度だと思います。
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