老後の住まいと「万一」対応 あるセミナーから(2)

【朝日新聞 2013.7.10】

 きのうのセミナー(ハッピーエンディングセミナー、朝日新聞社主催)の紹介、つづきです。
 住宅については、高齢者住宅情報センター・米沢なな子さんがお話されています。

 息子(独身)と同居する78歳の女性が住み替えの相談に来た。……


 彼女は息子のことを心配している。しかし米沢さんは「ご自身が介護が必要になっても、息子さんを頼りにすることはできませんよ。まず自分自身のことを考えてください」とアドバイスしたそう。
 かならずしも家族を介護要員に期待できませんよ、自分の老後生活(といってもすでに78歳ですが)は自分で守ってください、という戒めかもしれませんが、それにしても息子(独身)というのが気にかかります。50代でしょうが……(苦笑)。

 さて、住み替えは、体力・気力があるあいだでないとできません。最後の大仕事。
 そして、高齢期の住まいの転居先としては、「有料老人ホーム」と「サービス付き高齢者向け住宅」を紹介していました。見守りや介護がついた老人マンションと考えれば、緊急時の対応があり、家族に代わるスタッフがいることが安心につながる、と。
 資金を心配するかたも多いですが「子に財産を残せなくても、介護の世話はかけない(そのかわりお金は使わせてもらうよ)」という考え方もあり、と。

 このセミナーは後援にセコムがついています。セコムの「万一」に備えるサービスも紹介されていました。
 いまは5軒に1軒は高齢者の一人または二人住まい。急に具合が悪くなったとき、専用端末でいつでもセコムに通報できる「セコム・マイドクタープラス」。スタッフに通話して状況を伝え、必要なら119番もしてくれたり、転倒して立てない場合は緊急対処員が駆けつけ、さらに介護ヘルパーも派遣可能とか。
 まあ、もっとも、それも端末のボタンが押せたり話せたりすればであって、脳卒中や心筋梗塞など話すこともできない、指も動かせない場合はどうなるかわかりませんが……、超高齢社会に企業もいろいろ対応していることがわかります。


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