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【報告】「人生プランニング情報講座」終活編も終了

 性的マイノリティとして最期まで安心して暮らすための「人生プランニング情報講座」全3回 が8月で終了しました。多くのかたにお申し込み、ご受講いただき、ありがとうございます。なかには全3回聞き通したかたもいました。最終回の「セクマイ版おひとりさま終活入門」は、直前に有名女優のかたが死後、火葬できない、親族も対応しない、というニュースがあり、セクマイの琴線に触れたのか、急にお申し込みが増え、43名のかたが受講されました。
 まずは地域の安心できる行政・公的機関の施策をよく知り、その活用を紹介しました(これらは無料や低額です)。高額な預託金を預ける民間組織には、まだ不安があります。成年後見や遺言など法的書面についてもわかりやすく解説しました。正確な情報と、自分を含め3人でいいから、なにかのときは助け合える関係をつくることが大事ではないでしょうか。
 アンケートにも、セクマイとして終末期や死後について考えるリアルな声が多く寄せられました。一部をご紹介します。

 ●なるべく早く考えて備えること。パートナーやつながれる仲間を早く作りたいです。前彼は女性と結婚してしまったのですが、仲いいけど頼るのが難しいです。
 ●家族関係に問題があり、親族との連絡を絶っています。何もしてあげられていない甥や姪に迷惑をかけず、かつパートナーを作らないまま歳を取り、死んだあとに必要なことも済ませられるかを心配しています。
 ●将来、地域のサポートを抵抗なく受けるためには自室を片付けておかないといけないなと思いました。
 ●親との死別をきっかけに自身やパートナーの終活活動もポツポツ始めています。「死」は不安や怖れがつきまとうものですが、介護職の経験から、さほど悲観的には考えなくなりました。奥さんや成人したお子さんが3人おり、同居家族が4人いても孤独死がある現実を見てきたので、誰もが考えておいたほうがいいことだと思っています。 友人ネットも実践したいですが、最近、数十年のつきあいのある友人があまり信用できない人だとわかり、なかなか難しいと思っています。
 ●やはり健康に気を使うことが重要だとますます感じます。
 ●住所や本名をおたがい知り、また鍵の預けができる人が3人いるか、SNSの繋がりだけではない「ちゃんとした友人」を見つけられるのかと心配になりました。
 ●還暦に向けて、いろいろなシミュレーションをノートに書いておこうと思います。そして誰かとそれを共有できるように友人関係の維持改善に頑張ります。
 ●70歳であり、終活は喫緊の問題であることは自覚しているつもりです。以前よりパープルハンズの一連のセミナーも受講してきましたが、いまだに一人で死ぬ覚悟ができていません。 母を自宅で数年介護して看取りましたが、「最後まで自宅で」というのは、自信がないのが 現在の実感です。
 ●今後、集団での共同生活は望みませんが、地域にセクシャルマイノリティ向けの(またはセクシャルマイノリティにフレンドリーな)フォーマル、インフォーマルのサービスがあるところで暮らしたいとは思います。 中野区にはそのモデルケースになってほしいと思いますが、それ以前にセクシャルマイノリティが地域の一員として地域を支える活動に参加しておかないと、地域住民との共存は難しいようにも感じています。
 ●「前カレ家族」「前カノ家族」はおもしろいアイデアだと思いました(注:別れた恋人と連絡がとれるならとりあうこと)

 後期にも同内容でオンライン開催します(11月から1月の第2水曜夜を予定)。聞き逃したかた、再受講したいかたのお申し込みをお待ちしています(後日、申込みサイトを開きます)。


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