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新年度(第10期)を迎えて

 特定非営利活動法人パープル・ハンズは、2月28日に第9期を終了し、3月よりおかげさまで第10期へ入りました。
 第9期もコロナ禍により、リアル活動の抑制を余儀なくされ、そのことで逆に、リアルな繋がりがいかに人を励まし、勇気づけるものであったのかを再認識する1年でした。とはいえ、状況の許す範囲で、活動の継続に心をくだいた1年でもありました。
 当会の基幹活動である老後に役立つ情報を学ぶ場として、性的マイノリティ当事者に向けての3テーマからなる「セクマイ×老後 あんしん講座」を3サイクルにわたって毎月開催し、延べ148名のかたに受講していただきました。

 また、東日本大震災の夜の臨時開催や、TOKYO AIDS WEEK参加のかたちで特別講座も開催し、好評をいただきました。
 オンラインにも慣れ、春からは「パープル夜間大学」と称した市民講座を7講座、オンラインで開催しました。4回にわたり一人の講師からじっくり話を聞き、ゼミ形式で質疑応答するものです。リアル活動の縮小による収益減を補うファンドレイジングも兼ねました。各講座とも骨太なテーマと実力ある講師による開講で、「生活と学問をむすびつける」「暮らしに根ざしたアクティビズム」といった企画趣旨は、今後も大切に育ててゆきたい路線です。

 つながりの活動としては、パープル・カフェは人数を縮小して予約制で、飲食を伴う「おとな食堂」は事務所の人数を限定しオンライン併用で、開催してみました(緊急事態中は休止)。新企画で、猫を切り口としたオンラインカフェ「猫の話をしませんか」も好評でした。また、中年期の親介護の課題をふまえ、性的マイノリティで介護する人のための「ケアラーズカフェ」を試みました。

 情報発信として、研修・講座の依頼が少ない分、小冊子『同性パートナーシップ 結婚制度の外で暮らすために』を11月22日「いいふうふの日」に合わせて発行し、小冊子3部作(お金、同性パートナー、終活)が完結しました。ほかにYouTubeチャンネルを開設し、動画公開や、講座/研究会等のアーカイブに活用してます。

 来年の春には満10周年。当事者のあんしんできる老後のために、講座等による当事者への学習機会や相談提供、そしてつながりの場づくりに注力するとともに、新しい活動段階へと入れるよう、努力を重ねる1年としたい所存です。これからも、みなさまとともに歩めますように。


 代表理事 北村 浩
 事務局長 永易至文
 理事一同

 *今年は代々木公園で東京レインボープライドが開催され、24日にはパレードが予定されています。当会でも23、24日に会場でブースを出す予定です。またレインボーウイークにはなんらかのイベントを予定しています。詳細は後日のメルマガでご案内します。しばらくお待ちください。
 

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