親たちは相続をどう考えているか

【朝日新聞 2013.6.29(土曜版)】

 読者に「財産」についての思いを尋ね、2360人が答えた記事が載っていました。
 子どもに財産を残したいですか? の問いに、じつに57%(6割弱)が「はい」と答えています。



 「金で苦労した経験は子にはさせたくないから」(77歳男性)などの回答には、あらためて親の愛情がにじみます。先行き不透明な時代ゆえ、「子が自分の年齢になった時、どんな時代になっているかわからないので、せめてお金だけでもあれば」「50代の未婚の息子が失業中。他人に迷惑かけぬよう、できるだけのものは残してやりたい」など、涙無しには読めない回答も(笑)。
 こうして高齢者がいつまでも財産を手放さないので、日本の経済がいま一つパッとしないのかもしれません。遺産相続時に渡さないで、早く生前贈与して子に使わせたほうがいいのかしら??

 お金を残さないかわりに「教育はしっかり身につけさせてやりたい」という回答も。「残さない。金をタナボタでもらってろくなことはない」という声も。ご立派。

 ただたんにカネを渡せばいいというものではありません。子に迷惑かけたくないので、自分の医療や介護に必要なものは確保しておきたい、との声も多かったようです。
 そして、どの回答者も「争族」とよばれるような相続トラブルは避けたいとは言うものの、遺言を書くなどしている人は意外に少ないようです。遺言を残したくない(24%)、わからない(39%)の合計が、残したい(37%)を大きく上回ります。しかし、トラブル回避には本人の意思がハッキリ示されている遺言が大いに有効とか。
 
 あなたは親が亡くなったとき、どれぐらいのものが残されそうか、見当がつきますか? 
 きょうだいがいる場合、おたがいに(もういい大人どうしです)どんな腹なのか、見当がつきますか?
 そして、親御さんは自分の遺産の分割について遺言を用意していそうですか??


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