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パープル夜間大学 ZOOM受講で4月開講! 募集開始


パープル夜間大学 ZOOM受講で4月開講!


月曜 夜7時〜9時 各講座定員15名

性と教育 医療報道 性同一性 高齢福祉 
性的マイノリティの視点と「現場」で考える 


 昨年、突然のコロナ禍で中止を決断した「パープル夜間大学」を、今春、オンラインで開講します。コミュニティや運動を考えるうえで骨のあるテーマを設定し、実力のある講師のかたに、1回の講演会ではなく、4回にわたってじっくり語っていただくものです。オンライン開催のため、全国からご視聴いただけます。
 受講は15名定員で、質疑応答・討論にも時間をかけたいと思っています。
 平日の夜という時間帯ではありますが、ふるってのお申し込み、ご参加をお待ちしております。
 

【開催要項】
 受講料:4回一括8,000円(税込)定員15名。こちらのサイトから各自でお申し込みください。開催日の記載はいずれも「初日」です。
 (申し訳ございませんが、everevoの会員登録をお願いいたします)

 各開講日ごとに、当日zoomのURLをお送りしますので、ご視聴ください。後半の質疑では、顔出しでご受講をお願いします。
 zoomができないかたには東中野事務所での視聴を受付ますので、別途、ご相談ください。

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4-5月A

性の多様性をめぐる教育の課題
ジェンダー/セクシュアリティ形成の場としての学級を変革する 

渡辺大輔さん(埼玉大学准教授)       
開講日:4/5 4/19 5/10 5/24

 1講 性の多様性をめぐる学校教育の現状                
 2講 性の多様性についてどうやって教える?          
 3講 教室のなかのジェンダー/セクシュアリティを読む      
 4講 「LGBT教育」を問い直す

 2015年に文科省が「性同一性障害」や「性的マイノリティ」に関する人権教育の推進について通知を出してから、日本各地で教職員研修や子どもたちへの教育が盛んになってきました。この動きを、オリンピック・パラリンピック対策で終わらせるのではなく、多様性の尊重を現実のものとする土台にしなければならないでしょう。
「性的マイノリティ」が「新しい人権課題」として認識されるなか、学校や学級で行なわれる研修や教育も、現場の教職員や子ども、研究者、NPOなどが試行錯誤を重ねながら実践しています。それらの成果と課題を整理することは、実践を地に足ついたものにするためにも、いまこそ必要な課題です。
 同時に、教室を子どもやおとなのジェンダーやセクシュアリティの形成の場として見たときに、子どもたちが、教職員や保護者を含むおとなとともに、性の多様性をめぐって何を発見していくのか、何を隠してしまうのかについて、教育実践記録を読みながら検討したいと思います。(講師より)

〈企画者からのメッセージ〉
 各地でLGBT研修や講演が盛んです。伝え、学び、人が変わっていく活動、それはまさに「教育」の営みですが、とかく「苦難を乗り越え感動する話」や独善的な「本物の教育」なるものが横行しがちです。だれもが教育や学校の体験者であるせいか、とかく安易に語られるきらいもある教育の課題について、研究者の知見を共有しながらそろそろ根源的に考えてみたいと企画しました。

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4-5月B

性別観と性同一性をめぐる心理学
〈トランスフォビア〉を超えるために

佐々木掌子さん(明治大学准教授)       
開講日:4/12 4/26 5/17 5/31

 1講 身体的性別の発達~性分化とその多様性~         
 2講 性同一性と性役割~相関があり独立しているふたつの概念~ 
 3講 性同一性の発達と形成~小児・思春期の性別違和~     
 4講 規定されない性別を生きる~Xジェンダーと性別〜

〈企画者からのメッセージ〉
 トランス女性への排除問題がさまざまに波紋を広げるなか、一方で、シスジェンダーに「安住」するゲイの私には、それは遠く感じられるーー「性別」をめぐる切実さを実感しにくい問題でした。この界隈でよく聞く「私らしさ」(性のアイデンティティに引きつけて言われる)も、わかったようなわからない言葉でした。
 そうした「性別」や性にもとづく私らしさの感覚を正確に、深く掘り下げて学びたい。そしてトランス排除言説など現場の混乱をひもとく一助にもしたい。
 そうした視点からこのコースは企画されました。
 心理学のデータと分析による方法論をベースに、性同一性の形成について、さまざまな知見をご紹介いただきます。講師の著書(『トランスジェンダーの心理学』)の帯書きには、「どのようにして、割り当てられた性別とは異なる性同一性を形成していくのか?」とあります。それは同時に、疑問もなく「割り当てられた性別への性同一性を形成していく」多くの私たちの「特権性」を問うことでもあります。
 あわせて現代は世界的にも、Xジェンダー(ノンバイナリー、エイジェンダー)など、男女の性別二元制への違和を表明する人が増え、性別観の転換期にあるのかもしれません。トランスジェンダーに長く寄り添い、当事者からの信頼も厚い講師に、これまでの歩みや、性別観のゆくえなどについても、示唆的なお話をうかがえたらと思っています。


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6-7月A

医療記者の私が追いかけてきたこと
探り、考え、伝え、変える          

岩永直子さん(BuzzFeed Japan記者)       
開講日:6/7 6/21 7/5 7/19

 1講 性的マイノリティ・HIV問題とスティグマ         
 2講 ニセ医学とどう闘うかーコロナ禍報道のなかで       
 3講 HPVワクチンから考えるリスクコミュニケーション     
 4講 死をどう迎えるかー安楽死から人生会議まで

〈企画者からのメッセージ〉
 読売新聞を経て、現在BuzzFeed Japanで健筆をふるう岩永直子記者は、医療・健康をテーマとしてさまざまな社会問題を追いかけ、発信してきました。その一つとして性的マイノリティやHIV問題を取材したことから、当会ともご縁ができました。
 この講座では、岩永記者の問題意識をテーマごとに掘り下げ、ふだんはネットの向こうにいる記者と読者が双方向で直接、声を交わしあう機会を通じて、メディアやその記事の発信によって社会に拓けるものを探りたいと思います。

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6-7月B

性的マイノリティと介護・高齢者福祉
当事者・専門職・研究者の立場から          

佐々木宰さん(東京大学大学院博士後期課程)       
開講日:6/14 6/28 7/12 7/26

 1講 性的マイノリティが要介護状態になるということ      
 2講 介護現場で出会ったマイノリティ当事者の生きざま            
 3講 介護・高齢者福祉の現場のゆるやかな変革を求めて      
 4講 性的マイノリティとして高齢期を生きるということ

 90年代に介護福祉士として働き始め、介護現場に携わって30年。直接運動にはかかわっていないものの、横目に見てきた90年代のゲイ・ムーブメントは、葛藤から抜けだそうともがく私の後押しをしてくれました。
 ゲイ当事者として、世の中の変化と自身の解放を感じながら、一方、仕事で接する介護施設で暮らす当事者(と思われる人たち)に、自分らしい暮らしを保障できないジレンマも感じてきました。
 その後、専門職養成教育や研究職を経て、性的マイノリティと介護を本格的に研究するため、大学院へ戻りました。
 介護を通して出会ってきた当事者(セクマイ以外のマイノリティも含め)は、抑圧されるだけでなく、みな自分の意思を持って周囲の環境と折り合いをつけようと試行錯誤してきました。受講者のみなさんに、私の見てきた利用者さんの暮らしや思いを伝え、まだまだ厳しい現実に悲観するだけでなく、不都合の中でも小さな自信をもって今後の戦略を考えるきっかけにしてもらいたいと思っています。(講師より)


夜間大学チラシのコピー

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