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「パープル・ハンズをより良くするためのアンケート2020」集計報告(第3回)

 昨秋実施のアンケート報告連載、今回は、もう少し生な声をご紹介してみます。「悩みごと・困りごと」について25項目から複数選択していただいたところ、「現在関心のある悩みごと・困りごと」「現にぶつかっている悩みごと・困りごと」ともに、「貯金・老後資金の形成」が最も高く、次いで介護や高齢期医療、住居、親の介護の問題が続きました。
 それらについての自由記述欄では、お金や貯金、仕事については「老後に向けてどう貯蓄し、独り身でも助け合える人的ネットワークを築いていけるか」を考え、貯蓄や節約、保険の見直し、資格の取得や転職を考えている方がいました(40歳代)。しかし「将来のためにライフプランを計画して現状を変えたいが、思うようにいかず将来に希望が持てない」という方(50歳代)、それ以前に、健康や職場環境のほか「正規職に就くことができず、来年の生活の目途もたたない」という方(50歳代)など、現在の生活維持で困難に直面する方も幅広い年代にみられました。また40歳代以上になると親の介護なども重なり、悩みがだんだん複雑になっていくようです。
 こうしたことへの備えや解決策として、自分で情報収集しながら、友人と「頻繁に会えなくても人間関係のメインテナンスもちょこちょこ」行なったり(40歳代)、「一人で抱え込まずに福祉サービスの利用、専門職に相談する心持ちでいる」(30歳代)、「お一人様同士の自助組織(というか、もっと緩いつながり)」を構想する人(50歳代)もいました。ある40歳代の方は「SOSを出せる先をいくつか確保しておくだけで気持ち的に楽になる」といい、「頼る先を一本にすると、簡単に依存関係に陥るので、相談先を幾つにも分けて確保するとよいと思います」と書いてくださいました。
 解決の糸口になるネットワークやロールモデルと出会えることが、大きな転機になったり小さな安心になったりします。パープル・ハンズとしても、そうした実例や皆さんの知恵や工夫など、暮らしに密着した情報を提供していきたいと思っています。(文責:まぎゑ、理事)

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