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【報告】キャラバントーク「地域包括支援センター」を訪ねて

「地域で老いる」をテーマに、事務所のある中野区を事例として、さまざまな公的施設や制度、官民の事業者を見学し、制度を上手に使うコツを考えるキャラバントーク。今回は高齢福祉の一丁目一番地、中学校区に一つぐらいの割合で設置の「地域包括支援センター」を訪ねました。おうかがいしたのは事務所からも徒歩10分、東中野地域包括支援センターです。

 東中野駅集合で一行17名が、事務所前を通ってセンターへ。さまざまなチラシやパンフレットが置かれた入り口コーナーと面談室を見て、3階の会議室で担当のかたのお話を聞きました(写真参照)。
 担当者のかたは昨年末、東京都のエイズ研修(HIV陽性者の高齢化も課題、HIV陽性者はゲイ・バイ男性に多い)で当会のパンフレットをもらい、すでに近所にこういう団体があるんだと知っていました。着任して2年半ほどですが、じつはすでに3組の同性カップルの相談を受けたとか。さすが中野区の地域性かな、とおっしゃっていました(スゴイ!)。
 介護保険制度や使えるサービスの説明、パンフレットだけではわからない実態の話など、直接だからこそ聞けた話もいっぱいでした。高齢おひとりさまとして地域で最期まで暮らしていけるのか、いろいろ切実な質問にも答えていただきました。
 訪問後、有志で事務所でシェアしたなかで(介護関係者も多かった)、専門家どうしで包括の担当者などと話し合ってみたい、というリクエストもありました。ぜひつぎにつなげていきたいと思っています。

 参加者からの感想リポートでは、「さっそく地元の包括を訪ねてみます」とか、「家から30秒が地域包括だったことに気づきました(名称が自治体によって多少違うためわからなかった)」といった声がありました。
 介護保険のほかに、自治体ごとに行政や社会福祉協議会で行なっているサポートもあり、そうした「公助」的なものを上手に使うのが「老後のあんしんのコツ」ですが、さっそく自分の自治体のホームページを見てサービスを調べてみたとか、中野は進んでいるとかの感想もありました。今回の学びを契機に、自分でも調べてみた、動いてみた、ということがとても嬉しい反応ですね。
 老後や介護に不安な声が絶えませんが、「要支援」以上の介護度がつく人は75歳以上では3割で、あとの7割は年相応に不便でも、介護までいかずに亡くなります。自治体ではいろいろな健康維持対策も(無料で)実施されています。ある70代の参加者のかたは、こう書いておられました。
「私たちの対策は、なるべく介護保険を利用しなくても済むように元気で年令を重ねていくことしかないようです。また、それが一番しあわせな生き方だとも思いました」
 ほかの60代の参加者のかたは、しばらく休んでいたプールでのウォーキングを再開すると決意を語っていました(行っていたプールは、どうりでジジババでいつも盛況だ、とも。笑)。

 今後は、話のなかでも出た「社会福祉協議会」や、ひとりでも在宅のままで死ねるのか? を考える「訪問医療・看護」などを訪ねる予定です。今後のキャラバントークにも、ぜひご期待ください。

包括訪問

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