FC2ブログ

【報告】エンディングセミナーで登壇しました

 8月24日(金)、東京ビッグサイトで開催された葬祭関係業者のイベント「エンディング産業展2018」で、「LGBTとライフエンディング~すべての人に知ってほしい当事者が直面する課題」と題したパネルディスカッションが開かれ、パープル・ハンズから事務局長(永易)が登壇しました。
 このパネルは、散骨事業とカフェを運営する株式会社ハウスボートクラブ(江東区)が企画しました。同社の「ブルーオーシャンカフェ」ではさまざまな終活イベント・セミナーが開催され、LGBT向けのシリーズもあるほか、東京レインボープライドにもブース出展するなど、LGBT向けエンディング支援にも注力しています。

 パネルディスカッションでは、当会のほか、ゲイの牧師(中村吉基師)、トランスジェンダーの尼僧(柴谷宗淑師)、キリスト教雑誌編集者(工藤万理江氏)が登壇し、司会の同社社長(村田ますみ氏)を含め、100名近い聴衆(葬祭関係者、宗教者、メディア等)をまえに、自身の経験・活動や当事者の状況を紹介しました。

 ディスカッションの模様は、複数メディアの取材もあったので今後の報道に委ねますが、最後に葬祭業界に望むこと、でマイクが回ったとき、当会からはあらましつぎの発言をしました。

 ①当会は、当事者への「法や制度」の水先案内人であり、まずは当事者に、制度を利用する知恵と勇気を持とうと呼びかけている。(業界支援がメインの団体ではない。)
 ②多数の会場参加者からうかがえるように、いまLGBTに関心を寄せ、支援したいという気運は高いが、一方で当事者は大変「臆病」で、社会の熱気にとまどい、「そっとしておいてほしい」という声も少なくない。葬祭に関しては親族縁が薄いこともあり、葬儀は不要、墓不要、散骨してほしい、という声が多い。「葬儀はしないとダメなんでしょうか」という相談もあり、「しなくても問題ない」と答えると、ホッとした顔をする人もいる。
 ③とはいえ、人にとって老病死は避けられず、人生の節目である冠婚葬祭、とくにグリーフワーク(喪の癒し)である葬祭は重要。当事者たちが今後それを求める力がわいてくるまで、いまは「売り込み」よりも、ともに歩むことを心にとめてほしい。


 *なお、当会は葬祭大手の「大野屋」さんと、相談業務の提携を行なっています。同社のテレホン相談員向け研修や、その後、墓石業者との懇親・研修の機会をいただきました。

 葬祭セミナー


スポンサーサイト
Comment (-)