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【ご挨拶】おかげさまで満5周年を迎えました


 日頃は特定非営利活動法人パープル・ハンズにご理解とご支援をたまわり、まことにありがとうございます。
 当会はこの春、法人設立から満5周年を迎え、現在、第6期の活動に入りました。ここまで続けてこれましたのも、ひとえに応援くださるみなさまのおかげと、心から感謝申し上げます。
 前期も性的マイノリティ当事者へ、暮らしや老後に役立つ法律や制度の情報を届けること、そして高齢期の暮らしや課題について気楽に語れる場を提供することをメインに活動を続けてきました。
 当会は、いわゆる困窮者に対する「支援団体」というよりも、〈暮らし・お金・老後〉にかんする情報が乏しい結果、不安や不便を感じたり、不利益を受けたりしている人が、自分に適した必要な情報を知り、暮らしを見つめ、自身の生活を(再)設計するための「学びの場」、社会教育団体といえます。また、「教育」といっても、定型的な知識を(上から的に)押し付けるのではなく、そこに集まった顔の見える当事者の経験や思いから相互に学びあう、ピアエデュケーションが実現されることを目指しています(最近、「セクマイの識字教育」「ライフプランの夜間中学」なんて言葉を思いつきました。笑)。
 社会は性的マイノリティにとってまだまだ住みづらい状況が続くでしょうが、まずは生活者として一人ひとりが自立----冷徹で強迫的な自助努力という意味ではなく、いざというときには互いに頼れる先(セーフティーネットとも)を複数もった個々人のゆるやかな連帯----を達成するための場でありたいと思っています。

 今期も性的マイノリティの生活に立脚した視点で、講座や集いの場の活動を続けてゆきます。一般財団法人ゆうちょ財団さんは、4年目の今年も「にじ色あんしん老いじたく講座」「対面ライフプランニング相談」に助成をいただき、さらに当会の活動を、優秀活動賞に選出していただきました。(第1回は7月21日、お申し込みは近日ご案内します。)
 
 集いでは、毎月のパープル・カフェのほか、パートナーとの死別を経験した人のための「グリーフ分かち合いの会」(年4回)、一品持ち寄りでみんなでご飯を食べる「おとな食堂」(毎月)を開催します。
 昨年度は、葬祭大手の「メモリアルアートの大野屋」さんと終活相談業務の受託契約をかわし、また新宿区内の古刹寺院との連携も始まろうとしています。LGBTにかかわる成人式やウェディングへの注目が高まっていますが、人生後半に訪れる「老病死」の課題、そして「冠・婚」のみならず大切な人の「葬」や先人への「祭」(メモリアル)などへも目が向いてこそ、人生とコミュニティの生死の全体像も見えてくるのではないでしょうか。
 死に先立つ高齢期の認知症サポート(HIV現場でも顕在化)にも、成年後見制度の活用で取り組みたいと思っています。
 こうして、「性的マイノリティに対応するライフサポート事業体」をモットーに、つぎなる満10年を目指し、みなさまとともに歩んでまいる所存でございます。
 今後とも、みなさまからのご鞭撻をいただけますよう、伏してお願い申し上げます。


 *すでに会員や一部NGO団体のみなさまには、報告書や資料を郵送申し上げましたが、メルマガ受信者のみなさまで郵送をご希望のかたは、郵便物の届く住所・氏名をお知らせいただければ、資料一式をお送りしますので、このメールへご返信ください。事業/会計報告書は東京都のNPO法人ポータルサイトでもPDFで公開されます。
 
 *5月26日夕刻より、中野区の公共施設で、年間活動報告を開催しました。当日は、ゲストに北丸雄二さん(ジャーナリスト)、三橋順子さん(ジェンダー史研究者)をお迎えし、示唆深い指摘もたくさんいただきました。


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