「24時間対応」介護、計画割れ(介護保険)

【朝日新聞 2013.6.1】

 たびたびお伝えしている「介護保険」制度。ヘルパーやリハビリなど介護サービスを利用したとき、本人が料金の1割を負担し、残り9割を介護保険が負担してくれる制度です。
 介護保険で使えるサービスには、さまざまなものがありますが、昨年4月から新たに導入されたメニューがあります。「定期巡回・随時対応サービス」説明の一例)です。
 これは、ヘルパーさんなどが、地域を定期巡回して、オムツ交換や服薬介助、寝返りなどをさせてくれるほか、急な呼び出しなどにも対応してくれる(24時間対応)、というものです。


 ホントは施設へ入居してヘルパーさんなどがずっと付き添う介護が安心なんだろうけど、施設介護はなるたけ縮小し(お金かかるので)、在宅介護を基本にしましょう、というのが政策の流れ。一人暮らしの人にも対応できるように、と導入されたのが、この「定期巡回・随時対応サービス」です。

 で、昨年4月に導入されて、この3月までの1年間でどうだったか? 

 実施している自治体は120で(介護保険は自治体単位で行なう)、それを実施する介護事業者も参入が進まず増えていない、と厚生労働省が発表(5/31)、というのがこの記事です。
 「定期巡回・随時対応」は、言うほどカンタンな話ではなかった、ということですが、高齢独居に至ることが多いであろう性的マイノリティにとっては、(元気ならともかく)介護が必要になった場合、深刻な話にもなりえます。
 ちょっと気になったニュースでした。


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