10月12日、横浜市の小菅ケ谷地域ケアプラザで、地域で介護にあたるかたがたへの「性的マイノリティ」に関する研修会をさせていただきました。
現在、さまざまな団体が、人権、教育、企業ダイバーシティなどの領域を中心に、研修・啓発に取り組んでいますが、じつは当会ではあまり外部向け講演は行なっていませんでした。また、高齢領域で性的マイノリティ課題へは、まだそれほど高まっていないのも実情です。当会では、今回の研修会をある種のトライアルケースと感じて臨みました。
当日は15名ほどのかたが参加され、アットホームな雰囲気で進み、後半は全員に感想と質問を述べてもらい、応答で理解を深めました。いただいたアンケート報告には、
・性的マイノリティーについて学ぶ機会がなかったのでよかった。
・マイノリティーだろうとストレートだろうと基本的には問題はかわらないと思いました。コツがあるたげ。
・「人の数だけセクシャリティはある」という図を見ることで、誰もが平等であることを再認識できました。ありがとうございました。今後も定期的に自分の中に情報を入れて、自分の幅を広げ、いろんな角度から一緒になって考えられる、寄り添える相談者になれればと思っています。
・正しい知識をもった人が増えることを望んでいます。
などの声をいただきました。このほか、いつも町のスーパーで熟年の男性カップルと思しき人を見かけて、微笑ましい、という声も聞きました(笑)。
今後もこうした機会があれば、ぜひ取り組んでいきたいと思っています。
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