第2回「にじ色あんしん老い仕度」講座 開催ご報告


 性的マイノリティ版、老後にそなえるライフプラン講座の第2回が終了しました。「シングルでも、同性二人でも、入院や介護、認知症、どうする?」と、病の場面をテーマに開催でした。

 36席の貸会議室が満室になるお申し込みでした。また、交流会にも18名のかたが参加され、なかなか会うことのできないシニア層のリアルな姿に、少し下の世代も興味深く質問を重ねていた姿が印象的でした。世代交流の場になっているようです。

 最近は、「友人に紹介された」「ラインでチラシの画像を送ってもらった」という口コミ系の参加が増え、広がりを感じます。また、上野のバラエティショップ(BIG GYMさん)で配布していただくと、「久しぶりにDVDを買いにきてチラシをもらい興味をもった」など、こちらもかなり効果がありました。シニアのかたが、チラシを見ながら「電話」で申し込んでくださるのも、この講座ならではと思います。
 
 アンケートに記された今回の参加の動機には、

 ・セーフティーネットが希薄な状態で、独りで生きる者にとって役に立つ内容だから。
 ・パートナーに親兄弟がいないため、私がいざというときにできることを準備したいから。
 ・現在、家族の入院や介護問題の真っ只中にいるため、参考になれば、と。
 ・若いと思いつつ、40歳を迎えて今後の自身の老後を考えなくてはと思い参加。

 など、中年ならではの家庭環境が目を引きました。いただいたご感想はさまざまですが、

 ・バラバラだった知識が相互につながり、まとまったのがとても良かった。
 ・講座の雰囲気があたたかくていいです。
 ・講座の参加者数が多いのにおどろきました(心強く感じました)。

 などの言葉に、主催者側としてもホッと安心しました。たしかにゲイの参加者が多いのですが、女性のかたも複数おられ、交流会でもたがいに打ち解けていたのが印象的でした。
 今後への希望、「知りたいこと」などには、今後の企画へのヒントも満載でした。

 ・老いた親との関係をみなさんどうなさっているのでしょうか。同居や介護で問題は出てないのか。母にはカムアウトしているんで、パートナーを加えて3人で暮らすことを検討中。そういう事例があれば知りたい。
 ・いずれひとりで死ぬわけなので、どう死んだか、ひとりで死んだあとどうなるかを知りたい。老後のための仲間作りと思いつつ、このコミュニティは団体行動が苦手なのが矛盾点。私は一人っ子なので、いずれ両親が亡くなったあとの一人っ子の老後の過ごし方について知りたい。
 ・介護段階になるまえで、老齢で具合が悪くなったときの病院のつきそいなど、ちょっとしたときに頼れる人をどう確保するか。現在友人に恵まれ、将来は助け合おうと話し合っているが、実際にはどうなるかわからず、シニアの人たちの事例を知ってみたい。
 ・老人の賃貸住宅の問題
 ・安心して助け合える仲間がほしい。一人暮らしでも安心して老後が迎えられるようなサービスがあるとよい。

 講座や相談は、専門家(行政書士、FP)でもある私からの一方通行な発信になりがちですが、生身の先輩たちの声や経験を相互にシェアできないか。せっかく多世代のかたが集まっているパープル・ハンズが、もっと生きた情報を学ぶ場になれないかーー今後の宿題をいただいた気がしています。

 第3回の「遺言や相続、片付けやお墓」など、いわゆる終活テーマについては、12月17日(日)を予定しています。申し込み受付開始まで、いましばらくお待ちください。
スポンサーサイト
Comment (-)