このセミナーでは原則40代以上に限定しており、今年は25名のかたが申し込まれました。また、「お客さんに紹介するには、まず自分の目でも確かめておかなくては」と、浅草のゲイバー某店のマスターも参加され、大変緊張しました(笑)。
当日は梅雨の天候不順のため何人かが体調を崩して欠席されましたが、その後の交流会には15名のかたが参加され、暮らしや老後のことなど、これまであまり話す機会に乏しかった話題もふくめて歓談されました。
講座では、性的マイノリティの実情に即した事例などで老後(退職)までにできるお金の増やし方などのほか、医療費についての考え方として、だれもが入る公的健康保険のさまざまな仕組みなどを紹介。こうした社会保険の仕組みを知ったうえで、必要なら民間の保険に加入することも検討したらよいことが紹介されました。
昨今は、保険会社などがLGBT向けに開催するライフプランセミナーも増えましたが、商品紹介の中立性など、問題点も指摘されています。
コミュニティにさまざまな情報提供の機会が増え、聞く側も多様な情報を比較できるようになるとよいな、と思います。
次回は、
9月:シングルで、同性ふたりで、入院・介護・認知症、どうする?
12月:遺言や相続、お墓や片づけ いつかかならず来る日のために
の予定です。
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