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はじめての「親の介護」、心得帳

 今週ブログで紹介した記事は、介護ネタが多かった(なぜか先週の朝日新聞は、介護ネタがよく出てたんですね)。LP研も、たまたま「親の介護」がテーマでした。
 介護についてちょっと頭のすみに止めておきたいことを、メモ的に列記してみました。ご参考になればさいわいです。


 親の介護は、突然始まる型(脳卒中→マヒ、骨粗鬆症・転倒→寝たきりなど)と、だんだん始まる型(認知症、うつ)とがあります。親の健康や家の情況(転倒の可能性など)は、おりおりチェック。まず、親に長持ちしてもらおう。

 介護のカナメになる介護保険とは、介護サービスを利用するとき、費用の9割を保険がもち、1割を自己負担すればいい制度。40歳以上の人はみんな払っています(健康保険に上乗せ)。利用は原則65歳以上。介護保険を利用するには、申請と介護度の認定が必要。まずは最寄りの「地域包括支援センター」へ。地域包括は、身近な介護の駆け込み寺。なんでも相談してみましょう。

 介護保険で使えるサービスは、大別して在宅介護と施設介護があり。在宅とは、訪問ヘルパーや訪問入浴、看護、リハビリをベースに、たまに施設へ出かけてデイケアやショートステイを利用。施設介護は特養などにずっと入所するもの。政策的にも在宅介護が中心の流れ。施設入居は困難。

 遠距離介護は、「親の地元の地域包括支援センター」(実家を管轄するところ)へ相談しましょう。親の周囲にどんな介護条件があるのか調べてみよう。介護保険のサービス以外にも、介護度不問で行政やNPOが提供しているサービスもいろいろあります(見守りとか配食とかオムツ提供とか鍼灸とか、地方によっては雪下ろしとか……)。民間でも、買物宅配とか見守りサービス(子へ緊急連絡や駆けつけなど)もいろいろ登場。

 また、遠距離介護は、交通費がバカにならない。これは自分でなんとかするしかない……。

 性的マイノリティの介護は、親とのいろんな感情が交錯して、ときには他人の介入を拒んで一人で抱え込み、カプセル状態→介護虐待へ至る恐れも。ヘルパーさんやケアマネさん、地域のソーシャルワーカーやボランティアなど外の目を入れながら、風通しのいい介護を。

 看護は治るためのものだが、介護は「治らない」のが前提。最期へ向かっていく親を見守るのは子としても辛いけれど、自分のケアも大事にしながら、親との最後の時間を過ごそう。

 拙著『にじ色ライフプランニング入門』にも、ゲイの人の介護経験談も載せてありますので、もご参考にしてください。 
 
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