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8月度パープル・カフェ

 40代からをキーワードに、気楽なお茶会を開催しています。はじめましてのかたから常連のかたまで、どうぞいろいろな話を持ち寄って、お茶のひとときを楽しみましょう。
  
 定員8名まで 予約制とします。お手数ですが事務局まで、「カフェ参加希望」と書いてinfo@purple-hands.netへご一報ください。
 1回参加したら翌月は1度開けるようにしてください。
 コロナの状況によっては中止の判断をすることもあります。ご了承ください。

 8月30日(日曜) 午後2~4時 茶菓料:300円 要予約

 *7月は担当者の体調不良で休会にしました。お申込みくださったかたにあらためてお詫び申し上げます。
  おとな食堂その他、リアルでの集いが開催できません。みなさま、いましばらくのご辛抱を。

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事務局日誌(8月 緊急連絡先の話)

 講座や集いの「活動報告」がほとんどできないので、日ごろの事務局日誌とかを書きなさい、との理事会からのお達しです(笑)。ときどきはシニアの先輩がたからかかってくるご相談電話などに、お答えしている日々です。

 私(永易)は本業の行政書士の仕事のひとつで「緊急連絡先預かり」ということを行なっています。ご親族との縁が薄いなどの事情で住宅賃貸や入院時に必要な緊急連絡先がないかたに、面会してご事情などをうかがい、「知人」となったうえで緊急連絡先を引き受けるものです。2016年に当会で講演していただいた「おひとりさま」団体の草分け、「単身けん」さんからの要請ではじめました。
 
 上記のページの説明は「一般向け」ですが、もともと同様のことは、パープル・ハンズの特別会員というかたちでお引き受けもしています(賛助会員3,000円のところ、年会費12,000円。東京近圏に限る)。

 先日、某市の70代のゲイのかたが、利用を申し込んでこられました。相談には出張してほしいといわれ、指定された郊外駅そばの喫茶店で話を聞きました。今年のはじめ、2階にある居室のベランダから落下して骨折、半年入院していたとのこと。緊急連絡先の必要性や今後の終活も考え、私がゲイ雑誌に連載していたコラムで見た緊急連絡先サービスを思い出して連絡してきたとのことです。
 ご本人は専門学校を卒業後、1980年代は外国でパートナーと暮らしたとのこと。数奇なゲイの人生をいろいろうかがいました。親族とはゲイがもとで義絶、いまは天涯孤独だといいます。でも、海外での経験もあってかコミュニティ活動をこうして積極的に利用してくださる先輩の姿は、ありがたいものです。まずは「連絡先」としての、細い糸からのお付き合いが始まりました。

 一方、単身けん経由の「のんけ」の70代の女性Mさんのお引き受けもしていました。世田谷の団地に在住で、ひそかに上川あや区議の応援もされ、私がゲイだということにも連帯を示してくれました。コロナが言われ始めた2月のミゾレが降る寒い日に、2年目の更新に訪れ、そろそろ遺言や死後事務のご相談も、と言いおいて帰られました。
 それから1か月ほどして団地自治会のかたから私の携帯に、Mさんと連絡がとれない、と連絡が入りました。電話でやりとりし、自治会で警察に立ち会ってもらいこれから解錠して入室するということになり、その後、「お部屋で亡くなっていました。カレンダーなどの様子から1か月ぐらいまえのようです」との連絡が入りました。私への来所の直後に、亡くなったようです。
 われわれ一人暮らしのものは、一人で亡くなることはある程度覚悟しなければならないでしょう。できれば早く見つけてもらうことです。
 同時に、私は緊急連絡先になっているだけで、その後のご契約はないため、Mさんにかかわることはできません。団地管理者や警察から何度か電話もあり、私の知る限りの事情を話しましたが、その後、Mさんがどうなったか、教えてもらうことはできません。区役所で火葬し、遺族を探し、遺族が見つからなければ無縁仏となります。Mさんは、両親の墓は都立霊園にあるので、改葬して自分もそこへ入りたいと話していましたが、ご両親と再会できたのか……。短いご縁でしたが、いまも心がチクリと痛む経験です。

 老後のこと、みんなで考えてゆきたいですね。

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事務局日誌(7月 コロナごもりのおたよりメール特集)

 当会では、事務所で一品持ち寄りの小さな夕食会「おとな食堂」を開催してきました。4、5月は休止しましたが、「会食クラスター」も言われ始めた昨今、まだ公式に再開・募集をすることに躊躇があります。ただ、緊急事態宣言解除の直後の6月はじめ、おとな食堂のご常連である、70代独居ゲイのかたと、経済困難で孤立ぎみの若いアセクシュアル男性の、お二人の見守りを兼ね、数人での食事会を開催しました(褒めた話ではないですが)。
 後日、後者のかたからつぎのようなメールをいただきましたので、一部をシェアしたいと思います。

 あの日の「おとな食堂」は、私の思い出に深く残っていくものだと思っています。
 マスクの購入など思いもよらない出費に悩まされていた私は、久しぶりに2週間近くにわたって、わびしく、そして厳しい生活を送っておりました。朝昼晩おにぎりで、夜に魚を一尾付け加える。心の底から金がないことは、様々な面において貧しいのだと、あらためて思い知らされました。
 まだ、食べていけるだけで幸福なのかもしれません。しかし、こう言ってはいけないのでしょうけど、なんだか私は牢屋に入れられていない囚人なのではないかと感じるのです。
 とにかくウンザリするような状況を凌(しの)いで、意気揚々と東中野に行きました。久しぶりに皆さんの顔を見れて、ホッとして、温かいものに触れられて、あー、よかったと思いました。私は、ああいった温かいものを心の底から求めていたんですね。日々、凌ぐことばかり気を取られていて、そんな当たり前のことすら忘れていたような気がします。
 本当に、おとな食堂を開いてくださってありがとうございました。おかげで救われました。
 私は今、コロナの第二波の真っ只中で、様々なことを準備しています。頭や体を鍛え、お金をうまく運営し、今まで諦めていたことを、キチンと管理してみようと試行錯誤をしています。「これ」がなんとか上手くいけば、やがて私の羽になるでしょう。羽に変わった時、力強く、どこまでも飛んでいってやろうと想いを馳せて、今日を生きています。


 いま、コミュニティ内にさまざまな色彩や特徴をもった「居場所」「サードプレイス」が運営されるなか、当会は「地味・シニア・孤立」に焦点をあて、貧困より多少経済状況がよいとはいえ、けっして(経済的にも人間関係的にも)裕福ではない仲間の立ち寄り場所を自任して運営してきました。
 人と人との出会いと触れ合いこそが人を勇気づけ、自立させる真実のまえに、人と人との触れ合いの抑制を求める現実が立ちはだかっています。これからのつながりの持ち方を思案する日々です。

 コロナは、それまで気づかなかった日常について、新たな発見や経験をもたらすこともありました。60代のゲイのかたからはつぎのようなメールをいただきました(抜粋)。


 パープルのキャラバントーク(訪問看護ステーション見学)でみなさんにお会いした3月下旬以降、自宅で巣ごもりの日々を過ごしました。行動範囲は基本的に自宅から歩ける場所に限られ、スーパーへ食品などを買いに行くだけなので、圧迫感のようなものが日々募りました。
 ひとに会えないストレスは想像以上に大きかったです。この間、話をするのは同居人だけでした。SNSをやっているとまた違ったのでしょうね。ただ、パープルで出会った何人かの方とは、メールで近況等を知らせ合ったりしました。ゆるやかなネットワークがあることのありがたさを思いました。
 “コロナうつ気味”の気持ちを和ませてくれたのは、同居する2匹の老猫でした。猫に接していると、カリカリと固まったこころがふーっと溶けていきます。不思議ですね。

 一方で、コロナ禍でよかった(というのもヘンですが)のは、病院の予約がとりやすくなったことでした。じつは少し前に要精密検査といわれたのですが、つい先延ばしにしていました。それがコロナ禍で受診する人が減り、病院でもすぐに診察の予約がとれ、内視鏡による治療を受けることができました。
 ちなみに入院時の連絡先とその人との関係などを、看護師さんと入院担当の職員さんに聞かれました。そのとき同居しているパートナーがいることを伝えたのですが、どちらの方も(感触としては)にこやかで自然な応対をしてくださいました。そういう場面は初めてだったので、多少身構えていたのですが、肩の力が抜けて、ちょっとうれしくなりました。結果的に外来だけで治療が完了したため、入院は必要ありませんでした。

 コロナ禍を通してあらためてひととのつながりの大切さを思いました。おとな食堂で楽しい時間を過ごし、キャラバントークでいろいろ勉強させてもらい、それを当たり前のように享受していた日々が、どれだけ貴重なものだったのか、思い知らされました。


 コロナで同性パートナーの医療への不安が言われましたが、このかたのような事例もあるのですね。
 みなさまの日常はいかがだったでしょう。これからどうなりますでしょうか。どうぞ思いの浮かぶままをつづって、メールをいただけますとありがたいです。機会があれば、みなさまにもご紹介できたらと思っています。

 事務局長の連載です。こちらもぜひご覧ください。

 
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中野区性的マイノリティ相談を受託しています。

 当会の事務所がある中野区では、同性パートナーシップ制度をはじめ、性的マイノリティ施策に取り組んでいます。その一つとして、「性的マイノリティ対面相談~ 中野にじいろ相談~」を中野区役所で月1回実施し、当会で相談員を受託しています。6月から再開します(6月16日火曜)
 1回30分の無料相談が、午後6~8時のあいだに4枠あります。どうぞお気軽にご利用ください。
 詳細、日時、申込方法:区役所ホームページ
 

 他区のかたでも、空きがあれば相談を受けるそうです。

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パープル・ハンズ事務所のご利用のご案内

 予定していた「夜間大学」の活動をはじめ、事務所での活動がほぼできない状態です。
 もしみなさまのなかで事務所スペースをご利用されたいかたがいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。

 場 所 中野区東中野1-57-2柴沼ビル41号(東中野駅西口徒歩1分)
 利用料 1~3人 1,000円/1時間
     4~6人まで 1,500円/1時間
     7~10人まで 2,000円/1時間
 時 間 土日祝日含め10時~22時のあいだで(いずれも事務局が在宅の場合)
 設 備 机、パイプ椅子
 
 インタビューや会議、学習会などにお使いいただけます。大声や音を出したり動作を伴う活動はできません。お問い合わせのさいにかんたんに目的をうかがいます。勧誘や有料セミナー等の商用目的はご遠慮ください。コミュニティーベースドな活動でお願いします。エレベータのないビルの4階です。
 事務所の写真がこちらのブログにございます。


 
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