当会では、性的マイノリティ当事者が、中高年からも安心して集える場の開催に努めています。ときに連絡とりあったり、ご飯食べたり、そんな友達ができるといいですね。zoomによるオンライン参加も受け付けています。
すべての申込み・問合せは、info@purple-hands.net へ
こちらの
ご案内カードもご参照ください。
●パープル・カフェ 老後や40代からの暮らしをテーマに、おしゃべりする会です。いろんな話題を持ち寄って、お茶のひとときを。
日時:3月4日(土)午後2時から3時半ごろ
場所:当会事務所
会費:300円
*パープル・カフェは第1土日に開催。4月は2日(日)を予定
●ちゃぶ台の会 一品持ち寄りでみんなで晩御飯を食べる「ちゃぶ台の会」。スーパーのおかずで大丈夫、なにか一品ご持参ください(飲酒されるかたは酒類は自前でご用意ください)。会場10名まで(ワクチン4回推奨)。
日時:3月8日(水)午後7時から9時
場所:当会事務所
会費:500円(ご飯とお汁提供)
●「猫カフェ」(リアルのみ) 猫を切り口に、暮らしのこと、老後のこと、なんでも話しましょう。飼ってない人もお気軽にご参加ください。
今回はリアルのみで、前回好評だった中野区内の古民家カフェ「モモガルテン」での開催です。(
前回の様子)
日時:3月18日(土)
午後12時45分、東中野駅西口ロータリー集合
午後1時 現地集合(場所ご存知のかた)
●グリーフ分かち合いの会 同性パートナーとの死別の思いを分かち合う場を、奇数月の第3日曜の午後、開催しています。必要なかたがいらっしゃったら。事務所参加は予約不要(お茶代500円)。
日時:3月19日(日)午後3時から4時半ごろ。
●高齢性的マイノリティの生活課題に関する研究会(シニア研) 介護・福祉・医療や法務・葬送など、高齢期にかかわる専門家のネットワークづくりと知見・経験の共有・蓄積をはかっています。有関心の専門職種のかたはぜひ、エントリーください(初回はお試し参加可)。オンラインのみ。
日 時:3月25日(金曜)午後8時から9時半
テーマ:成年後見活動報告
報告者:Kさん(司法書士)
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パープル・ハンズでは、当事者のさまざまな暮らしや老後、お金の相談(行政書士・FPによる)をお受けしています。
専門家への相談は、多くのかたが費用を心配され、相談をためらい、みすみす解決や手当ての時期を逃すこともあります。すでに法律案件になっている場合は、法テラスで無料で弁護士に相談することもできますが、ライフプラン相談や家計の見直しなどは、含まれません。また、弁護士が当事者(HIVやトランス、メンタル疾患も含め)の相談にどこまで寄り添ってもらえるか不安な場合もあります。
そこで弊会では、一般財団法人ゆうちょ財団さんの金融相談活動等助成をいただき、無料でのライフプラン相談を提供してきました。すでに5年、ご助成いただいています。(
詳細)
先日、2022年度の相談をまとめて、財団さんへ報告をお送りしました。
2022年4月〜2023年2月末まで、36件の対面相談(ZOOM利用含む)をお受けしました(電話・メール相談は含めず)。昨年(40件)より若干減となりましたが、多くのかたにご利用いただけました。
相談内容は例年通り、同性2人のパートナーシップ保証やライフプラン相談、それに関連して書面作成に関する相談がもっとも多く、モチベーションとしては住宅(これから購入/購入後の遺贈)、高齢化への備え(病気時や認知症、死後を心配して)が多く聞かれました。新規購入のためよりも、買った住宅をきちんと相手に遺贈できるようにしておきたい、などの相談が増えた印象があります。
高齢期に先立ち30代・40代のかたの、貯蓄や借金返済(自己破産は希望せず)についても、FPとして相談対応をしました。
がんの余命宣告を受けて遺言の相談に来られ、遺言作成後、ほどなくして亡くなられたかたもいました。同居をしていない場合、まだ親族にはあたらないパートナーのかたが故人の死亡届を出すのは難しいのですが、それらへの対策も尽くし、その後、火葬や無事遺産の引き継ぎもできたことは、故人へのなによりの手向けとなるでしょう。
50代・60代のおひとりさまの老後相談や、40代・50代のかたのセカンドライフ相談(移住含む)も目を引きます。ただ、50代・60代の相談者にメンタル疾患をお持ちのかたが多く、性的マイノリティのメンタルヘルスの悪さと生活困難とが表裏の関係であることをうかがわせました。
女性カップルでは、これから精子バンク等を利用して子どもをもつ予定であるという相談者も複数ありました。代理母の利用が必要(国内では法制なし)なゲイカップルに比べ、自身が出産する女性カップルの場合、子をもつ選択をすることが広がっているようです。
病身・高齢の親やパートナーの介護や扶養に悩む相談、親などとの家族関係に悩む相談も複数あり、複雑な親族関係を垣間見る思いもしました。
春以後も、ひきつづきみなさまの生活相談にお応えできるよう努めていますので、ぜひ機会を見つけて相談をご利用ください。
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当会では、性的マイノリティ当事者が、中高年からも安心して集える場の開催に努めています。ときに連絡とりあったり、ご飯食べたり、そんな友達ができるといいですね。zoomによるオンライン参加も受け付けています。
すべての申込み・問合せは、info@purple-hands.net へ
こちらのご案内カードもご参照ください。https://twitter.com/PurpleHands_net/status/1587608654940807168
●ちゃぶ台の会
一品持ち寄りでみんなで晩御飯を食べる「ちゃぶ台の会」。スーパーのおかずで大丈夫、なにか一品ご持参ください(飲酒されるかたは酒類は自前でご用意ください)。会場10名まで(ワクチン4回推奨)。
日時:2月14日(火)午後7時から9時
場所:当会事務所
会費:500円(ご飯とお汁提供)
●オンライン「猫カフェ」
猫を切り口に、暮らしのこと、老後のこと、なんでも話しましょう。飼ってない人もお気軽にご参加ください。
日時:2月22日(水)午後8時から9時半ごろ
●パープル・カフェ
老後や40代からの暮らしをテーマに、おしゃべりする会です。いろんな話題を持ち寄って、お茶のひとときを。
日時:3月4日(土)午後2時から3時半ごろ
場所:当会事務所
会費:300円
パープル・カフェは第1土日に開催。
*シニア研は2月は休みです。
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当会は、同性パートナーシップと老後の確かな情報センターとして、ライフプラン講座やトークイベント等で、当事者の暮らし作りに役立つ情報発信に努めています。また、YouTubeチャンネルに、その模様をアップしています。
先日開催したライフプラン講座の第2回「
同性パートナーと安心して暮らすために」もアップしました。ぜひご覧ください。
講座の第3回「LGBT版おひとりさま終活入門」は、2月8日夜開催です。リアルでもぜひご参加になってみてください。
申し込み
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親や高齢パートナーなど身近な人を介護しているセクマイどうしで語り合う場「セクマイ・ケアラーズカフェ」を開催します。介護にかかりっきりで愚痴を言いたい人、同性パートナーの介護をしている人、親の世話のために実家に通っていて「この先なんとなく不安……」という人など、それぞれのスタンスで気軽に参加してください。親や同性パートナーがすでに介護保険を利用されている状況のかたを優先します。
時間が限られているため個々の悩みに答えを出すことはできないかもしれませんが、気軽に話すなかで、お互いに小さな気づきが得られればと思います。ケアマネ、理学療法士、行政書士などの専門家(セクマイ当事者)が進行役をつとめています。
セクシュアリティや年代は不問です。お仕事等で20:00に間に合わなさそうな人は、途中参加(途中退出)もOKです。また、「こんなテーマで語り合いたい」「こんな情報がほしい」という方は、お申込み時にその旨メールにお書きください。参考にさせていただきます。お申込み・お問合せ、お待ちしています。(文責:まぎゑ、理事)
と き:3月3日(金)20:00よりオンラインで(90~120分程度)
申込み:info@purple-hands.netへ。かんたんな状況も添えていただけると助かります
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当会で研究助成金をいただき、高齢期セクマイに関する調査をすることになり、先月募集したボランティアに応募くださったみなさんで発送作業を行いました。約2100通の調査票をセット組みし、約700か所の相手先に梱包して送りました。大切な休日の午後ですが、1時から始めて6時ごろまで(汗)、みなさんお手伝いありがとう! いろいろ楽しい話をしながら(台湾や沖縄など、旅行の話が楽しかった。セクマイならではの旅のアバンチュールも。笑)、手はしっかり動かして。
アンケートなので、どれくらい戻るかはわかりませんが、たくさん回答があり、しっかり分析して、またコミュニティにも還元んできるといいなと思います。
あらためてボランティアに参加くださったみなさんにお礼申し上げます。
当日の様子(
当会ツイッター)
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コロナへの警戒は維持しつつも、当会への講演会や研修のご依頼も、少しずつですが入るようになりました(知名度がないので、もともと多くはありませんが。笑)。先日、某自治体で一般向け基礎講座をさせていただきました(約25名)。
弊会(私)の講座では、セクシュアリティの基礎や、それが暮らしや人生でどういう影響を及ぼすか、地域での共生に必要な守秘義務やアウティングの考えなどをお話ししています。講演には、自分史を語ってリアルの当事者の姿や思いを知ってもらう手法もありますが、私はわりと解説調が多いです(50代なかば男の昔話を聞くのも、時代が違いすぎるでしょうし。笑)。
男女二元制と異性愛強制(あるいは恋愛強制)をキーワードに話すのですが、受講者からのアンケートをいただき、「性別、性自認、性的指向の組み合わせが今までこんがらがってしまうことがあったので、すっきりした」「LGBTという特定の人の問題ではなく、男女二元制と異性愛強制に縛られた社会観の転換が大切とわかった」などの記述に、話が伝わったことを実感しました。
また、子ども・若者期から老年期まで、そして学校や、医療・職場・住宅(私はこれをイショクジュウの課題と呼んでいます)の場面など、これまでの取材や活動経験を踏まえてお話ししました。そのとき「サラリーマンと専業主婦の核家族」の典型であるサザエさんを引き合いに話すのですが、「世の中のいろいろなことが「サザエさん」的「家族」という幻影を前提にしていると思いました。同僚や友人にゲイの人がいて公表して幸福そうに見えますが、実際はまだ差別や偏見が多いのを知った」という声もありました。
「いのちを脅かすアウティング」としてお話ししたことに、精神障害者が障害をオープンにして就労する問題にも通じるというご意見もいただき、守秘義務と周囲の理解との調和を考えさせられました。
全体的に、これまで「あたりまえ」と思わされていた価値観や、それを問わなくてすんだマジョリティとしての「特権」に気づき、「社会を変えるための力に少しでもなれたらいいなと思います」など、社会の変化に自分もその一員として力を尽くそうという表明もいただき、勇気づけられる思いがしました。
*紹介したアンケートは、複数をまとめたり編集を施しています。
*当会では一般向け基礎知識講演のほか、高齢福祉・介護関係者向け、HIV関係ワーカー/相談員向け(陽性者の高齢化を踏まえ)などの講演・研修を得意としています。
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当会では、性的マイノリティ当事者が、中高年からも安心して集える場の開催に努めています。ときに連絡とりあったり、ご飯食べたり、そんな友達ができるといいですね。zoomによるオンライン参加も受け付けています。
すべての申込み・問合せは、info@purple-hands.net へ
こちらのご案内カードもご参照ください。
●パープル・カフェ 老後や40代からの暮らしをテーマに、おしゃべりする会です。いろんな話題を持ち寄って、お茶のひとときを。
日時:1月7日(土)午後2時から3時半ごろ
場所:当会事務所
会費:300円
*パープル・カフェは第1土日に開催。2月は5日(日,午後2時)の予定です。
●グリーフ分かち合いの会 同性パートナーとの死別の思いを分かち合う場を、奇数月の第3日曜の午後、開催しています。必要なかたがいらっしゃったら。事務所参加は予約不要(お茶代500円)。
日時:1月15日(日)午後3時から4時半ごろ。
●ちゃぶ台の会 一品持ち寄りでみんなで晩御飯を食べる「ちゃぶ台の会」。スーパーのおかずで大丈夫、なにか一品ご持参ください(飲酒されるかたは酒類は自前でご用意ください)。会場10名まで(ワクチン4回推奨)。
日時:1月18日(水)午後7時から9時
場所:当会事務所
会費:500円(ご飯とお汁提供)
●オンライン「猫カフェ」 猫を切り口に、暮らしのこと、老後のこと、なんでも話しましょう。飼ってない人もお気軽にご参加ください。
日時:1月21日(土)午後8時から9時半ごろ
●高齢性的マイノリティの生活課題に関する研究会(シニア研) 介護・福祉・医療や法務・葬送など、高齢期にかかわる専門家のネットワークづくりと知見・経験の共有・蓄積をはかっています。有関心の専門職種のかたはぜひ、エントリーください(初回はお試し参加可)。オンラインのみ。
日 時:1月27日(金曜)午後8時から9時半
テーマ:成年後見活動報告
報告者:Kさん(司法書士)
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お元気に2023年の初春をお迎えのことと拝します。
日ごろは特定非営利活動法人パープル・ハンズに、ご理解とお力添えをたまわり、ありがとうございます。
当会は2010年からはじめた「同性愛者のためのライフプランニング研究会」の前史のもと、2013年4月14日、NPO法人設立のための総会を開催し、東京都へ認証を申請しました。(法人認証および登記は8月)。法人化を機に、その主体を「性的マイノリティおよび多様なライフスタイルを生きる人びと」と広げました。
満10周年を迎えるいま、設立時の文書を読み返すと、「近年、テレビ等でのオネエタレントの活躍、欧米での同性婚容認などの動きともあいまって、性的マイノリティへの認知・関心は高まってきました。その一方、日本での、現実の生活者としての性的マイノリティの顕在化は今も困難であり、とくに高齢期を迎える当事者の課題は、性的マイノリティ当事者のあいだでもなお見過ごされている観があります」といった文言が見えます。
それから10年、この状況は変わったか。変えるために私たちはなにができたか。振り返るとき、内心忸怩たる思いを禁じえません。若者支援、企業への働きかけ、“同性婚”をめぐる取り組み等の大きな進展を見るにつけ、その思いは深まります。
しかし、一方で、私たちが活動で接する中高年の当事者は、社会の追い風やブームいかんにかかわらず、静かで安心できる暮らしと、おりにふれそれを共有しあえる仲間の存在を望んでおり、性的マイノリティ当事者にとって幸福のかたちとはなにかという問いは尽きません。社会運動界隈でよく聞く「社会的インパクト」も、たんなるイベント実施や打ち上げ花火のことであってはいけないでしょう。
10年目のいまも迷い続けていますが、迷うことは、生きることかもしれません。
年頭にあたり、これまでの10年を締めくくり、変えることと変えないことを見きわめ、華やかではなくとも地についた足が見える活動を、今年もみなさまとともに創ってゆきたいと願うものです。
本年もなにとぞよろしくお願い申し上げます。
事務局長 永易至文
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当会は、同性パートナーシップと老後の確かな情報センターとして、ライフプラン講座やトークイベント等で、当事者の暮らし作りに役立つ情報発信に努めています。
ライフプラン講座は、これまでも多くの人にご利用いただいてきましたが、いずれも当日のみの開催で、タイミングが合わなかったり、まだその存在を知らないかたへ、情報が届かないことに苦慮してきました。
このたび動画編集を始めて、講座やトークの模様をYouTubeにアップし、いつでもご利用いただけるようにしました。
ぜひ
こちらをご覧ください。
●内容
LGBTQのための人生プランニング情報講座1
「40代までに知りたい お金と社会制度の知識」
*第2回の講座は1月11日(同性パートナーシップ)。途中回からのご参加も歓迎です。
申し込みサイト
【おしゃべりサロン1】エイズ学会の話題を拾って
【おしゃべりサロン2】ひとり暮らしが倒れたら--R子さん77歳の場合 編集技術が未熟でお見苦しい点もあろうかと思いますが、これからも技術習得や向上に努めてまいります。どうぞご高覧くださいませ。
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